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無農薬野菜とオリーブオイル
Olive Smile
オリーブオイルの辛くて苦いもの。その苦さ辛さを活かした使い方とは
オリーブオイルは辛くて苦いから食べられない、という方。その理由でオリーブオイルを食べないのはもったいない。
なぜならその辛くて苦いのがオリーブオイルの特徴であり、抗酸化作用(アンチエイジング効果)のあるポリフェノールの正体なのです。
今回はオリーブオイルには辛さ苦さ以外の味もあることや苦さ辛さを活かせる使い方をお伝えします。
【コンテンツ】
苦いオリーブオイルには他にたくさんの風味が隠れています
一口にオリーブオイルといっても、1本1本味が違います。それはワインを作るブドウのように、オリーブにはたくさんの種類があるからです。
単一品種で作られるものや、複数の品種をブレンドして作られるものもあります。
出来上がったオリーブオイルはトマト、バナナ、リンゴ、若草、花、ハーブなどの香りがするものもあれば、辛いや苦いだけでなく、渋味や甘味を感じることもあります。
オリーブオイルによってはフルーツのように甘いものもあります。
ワインや紅茶やコーヒーも、ぶどうや茶葉、コーヒー豆の種類によって随分味が違い、個性がありますね。オリーブオイルも同じです。
そして個性があるということは、料理や自分の好みによって選ぶこともできるということなのです。
ワインを赤・白の区別だけでなくこの料理にはこの地方のこのブドウでできたワインが合うとか言われます。
コーヒーや紅茶なら、苦みのあるのが好き、マイルドが好き、コクのある風味が好き、など、茶葉やコーヒー豆の種類にこだわる方もたくさんいます。
それと同じことがオリーブオイルにも当てはまります。
食べる食材や料理によってオリーブオイルを使い分けると、シンプルなお料理がご馳走になるから不思議です。
これは精製されて無味無臭になっているサラダ油では考えられないこと。同じ油の仲間でもいろいろな使い方ができるのがオリーブオイルなのです。
刺激的なオリーブオイルは調味料になる
いろいろな風味や刺激的な味を持つオリーブオイルは油として調理時に使うのはもちろん、それだけでなく仕上げの風味づけや調味料として使うのにも適しています。
マイルドな味でオリーブの風味を足したい、この料理にはピリッと刺激が欲しい、そう考えながら使うことができ、そんな選択ができるのもオリーブオイルの楽しいところ。
油なのに、ただの油ではないのです。
使うオリーブオイルの特徴や料理との組み合わせを考えると、ただ食べてお腹を満たすという食べ方ではなく、食事の楽しみ方が増えると思うのですがいかがでしょう。
ワインを選ぶように、この料理にはどれが合うかな。今回はこのオイルを使ってみよう、、、なんて(^^)
一番シンプルな使い方のおすすめは、調味料として使うこと。
美味しいオリーブオイルがあれば、サラダだってそれと塩だけOK。かえって素材の味をしっかり味わうことができます。
辛くて苦いオリーブオイルのように刺激の強いオイルなら、調味料として使うこともお勧め。
お料理とマッチしてオイルそのものの刺激は少なくなり、風味良くとても美味しく感じられます。
ドレッシングやソース、お醤油の代わりに、またはそれと合わせて使うことで他の調味料を減らせ、塩分を控えることができるのでヘルシーです。
オリーブオイルは苦いものと知っておく
オリーブオイルは苦いから無理とか、苦くて辛いから良くないオイルだと決めつける方もいらっしゃいますが、
オリーブオイルとは苦いものなのです。辛いものなのです。
オリーブオイルが苦い辛いと感じるのは、実が完熟になる前の若い緑の実を収穫して搾っているからです。
その苦さや辛さこそが抗酸化作用のあるポリフェノール。
苦みが少ないオリーブオイルを作ろうとすれば、完熟した実を搾ればいい。マイルドな味になります。ただしポリフェノールは減っていきます。
どうしても苦手な方は、辛い苦いなどの刺激の少ないフルーティな味のオリーブオイルを食べることをおすすめします。
ワインを選ぶように自分が食べやすく好みのものを見つけることができるのもオリーブオイルのいいところ。楽しいと思います。
オリーブオイルソムリエのようなオリーブオイルに詳しい人は、オリーブオイルをテイスティングする時に感じる辛み苦み渋み甘みなど、味の強さを数値で表します。
そして適切に消費者にオリーブオイルの使い方や料理との組み合わせを提案してくれるので、そういう専門家に相談されるといいのではないでしょうか。
→エキストラバージンオリーブオイルを値段で選ばないこと。そしておすすめの購入先とは
ちなみに私はこの苦み辛みが大好き。オリーブオイルの味をしっかり味わいたいので、パンには浸るほどたっぷりつけて食べます。
今オリーブオイルにはまっているので、洋食和食問わずデザートまで何にでもかけて食べます(^^)
基本的に辛み苦みのあるオリーブオイルはしっかりした味のお料理や辛みのある野菜に。
マイルドでやさしい味のオリーブオイルは白身の魚やデザートに、と覚えておくといいかもしれません。
まとめ
苦い、辛い!こんなの食べられない!と感じたら、本物のオリーブオイルの味にただ慣れていないだけなのかもしれません。
オリーブオイルは辛くて苦いもの。それは抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれている証拠です。
それでも苦手という方は、マイルドな風味のオリーブオイルを選んでみてはいかがでしょう。
1本1本風味が違うオリーブオイルだからこそ、お好みのオリーブオイルをいくつか見つけて使い分けたら、ワンランク上のお料理を楽しめるかもしれません。
【番外編】おすすめ本物のエキストラバージンオリーブオイル
苦いオリーブオイルが苦手な方に。桃やトロピカルフルーツの香りがするエキストラバージンオリーブオイルです。
フルーツやアイスクリーム、ドライフルーツの入ったパンにもよく合います。鶏肉やハムにもいかがでしょう。
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Tag: ポリフェノール オリーブオイル選び方 おすすめオリーブオイル
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