オリーブオイルの賞味期限はオリーブオイルによって違う

エキストラバージンオリーブオイルは油というよりオリーブを搾った果汁であることは以前お話しました。果汁ならば早く使わなくては!と思いますね。ではオリーブオイルの賞味期限はどのくらいだと思いますか。それは一概に答えることができません。オリーブ実の品種とオリーブオイルの製法によっても違うからです。

今回はエキストラバージンオリーブオイルの賞味期限についてお伝えします。

オリーブオイル賞味期限

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気になるオリーブオイルの賞味期限について

オリーブオイルの賞味期限についてよく聞かれることがあります。もちろん皆さん気になるところでしょう。オリーブオイルは瓶詰めしてから少しずつでも酸化するとはいえ、もともとオリーブオイルの主成分であるオレイン酸は抗酸化作用に優れています。

さらにエキストラバージンオリーブオイルにはポリフェノールやビタミンEなどの抗酸化成分がたっぷり含まれており、これがオリーブオイル自身を長持ちさせることに役立っています。条件さえ整っていれば非常に酸化に強いオイルです。

では実際に賞味期限はどのくらいか?というと、オリーブオイルによって違います。オリーブ実の品種によって抗酸化成分の量が違うからです。濾過するかしないか、など製造方法でも変わってきます。

敢えておおまかにいうと、搾油から1年半~2年持つと言われています。ですが、風味を楽しみ、栄養が豊富にある状態で使うなら、できるだけ新鮮なオリーブオイルを買ってください。

他の精製されたオイルのように少々古くても大丈夫と思わないこと。開封したら2、3ヶ月で使い切ってしまいましょう。思い出してください!エキストラバージンオリーブオイルはオリーブ実を搾って保存料など化学的処理を一切加えてないオリーブの果汁であることを(^^)

オリーブオイルの賞味期限はオリーブ品種によって違う

オリーブオイルは新鮮なものほど風味が強く栄養成分が豊富です。でもオリーブオイルによって賞味期限が違うのはオリーブの実の品種はたくさんあり、その品種によってポリフェノールやその他の成分の量が違うからです。

例えば、スペインで代表的なオリーブの品種で比較してみます。ポリフェノール含有量の高いピクアル種、それより低いアルベキーナ種。後者のオリーブオイルの方が前者よりもまろやかになりやすく、悪く言えば疲れた感じになっています。特に暑い夏を越えた後は要注意だと思います。

良く言えば、とげとげしさがなくなるので、かえって料理に使いやすい場合もあり、一概に悪いとは言えません。工夫すればお料理に上手に活かせます。

オリーブオイルの賞味期限はオリーブ成熟度によって違う

同じ品種であっても、まだ緑色の若い実を搾るか、黒く熟してから搾るかによっても違ってきます。これは、緑色から黒色になる間、つまり成熟する従ってポリフェノールが減っていくからです。

食べてみるとよく分かります。若い実のオリーブオイルは苦みや辛みが強いです。それはポリフェノールが豊富な証拠。若い実で作ったオリーブオイルは賞味期限も長くなります。熟した実で作ったオリーブオイルは角がとれてまろやかなオリーブオイルは賞味期限も短くなります。

オリーブオイルの賞味期限は製造方法によって違う

オリーブを収穫し搾油したあと、オイルを濾過(フィルター)するか濾過しない(ノンフィルター)かで賞味期限は変わってきます。どちらの方法を選ぶかは生産者の考え方によります。メリットとデメリットの両方があります。

フィルターをかけるとオイルに含まれる素晴らしい栄養成分や新鮮さは減りますが、同じオイルでも劣化が少なくオリーブオイルとしては長持ちします。賞味期限を伸ばしたいのなら濾過したほうがいいのです。

フィルターをかけない無濾過のオイルはオリーブ実の中のポリフェノールも栄養成分もそのまま入っていますが、それが劣化を早めます。濾過されたオリーブオイルよりは早く消費してください。

オリーブオイルの賞味期限は保存場所によっても違う

オリーブオイルはいくらポリフェノールたっぷりの良いオイルでも瓶詰めすると酸化は進みます。倉庫、店の棚、キッチンに置いておくことでも、残念なことにエキストラバージンとしての寿命は短くなっていくのです。

オリーブオイルの苦手なものは熱、光、空気でしたね。これらに晒された状態で保存していると賞味期限は当然短くなります。このようにオリーブオイルにとって好ましくない状態での保存は賞味期間を6~12ヶ月短くさせてしまいます。

開封したあとのオリーブオイルの賞味期限

一旦開封してしまうと、なるべく早やく使い切るのがおすすめ。何度も言いますが、それはオリーブの果汁だから。品種や成熟度の違いはありますが、2、3ヶ月で使い切って欲しいです。ノンフィルターオイルを買ったら、1、2ヶ月が理想です。保存状態さえよければすぐに悪くなるわけではありませんが、日に日に美味しさは減っていきます。

ただしこれは本物のエキストラバージンオリーブオイルであり、購入時点でいい状態であるというのが前提です。販売されている時点から品質がイマイチの場合もあります。信用できるオリーブオイルを購入するようにしましょう。

私のオリーブオイル失敗談

実は私、以前失敗しました(>_<) もちろん、オリーブオイルのことを勉強する以前のことです。賞味期限が迫った値引きオリーブオイルを「お得!!」と思って購入したことがありました。

もともとオリーブオイルに限らず賞味期限切れる前のお値打ち商品が大好きなので、、、^^;。オリーブオイルは油だから腐らないと思っていましたし(^^;。でもエキストラバージンオリーブオイルはそうではなかったのです。できるだけ新鮮なものを買うべきでした(>_<)

エキストラバージンオリーブオイルは他のオイルよりもお値段高めですよね。だからこそせっかく高いお金を払うならば、できるだけ新しいものを買って新鮮なうちに使ってしまうのがいいのではないでしょうか。

それでも使い切れそうにない、、と思った時には、アヒージョや揚げ物の加熱料理、ケーキのバターやサラダオイル代わりなどに惜しげもなく使い切りましょう。酸化してしまうより勿体なくありませんから。しかも新鮮なうちは食べると本当に体に良いオイルなのです。

新年度のオイルが入荷する前に値引きしているオリーブオイルでも、信用できる生産者さんのオイルは充分エキストラバージンオリーブオイルとして使える場合があります。でもどれがいいか判断するのは難しいと思うので、手を出さない方がいいと私は思います。

まとめ

オリーブオイルの賞味期限は開封前で1年半から2年半。開封してからは2、3ヶ月が目安です。ただし、保存状態によって大きく左右されます。賞味期限が切れる前の特価品や棚替え前の処分品は避けたほうが無難です。

無農薬野菜とオリーブオイル

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